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▶︎『空海』を知る(弘法大師・お大師さま)

今も生き続ける真言密教の開祖・空海

空海「幼名は真魚(まお)」は、七七四年に讃岐国(香川県)に生まれ、幼少より仏縁があり、一八歳頃から本格的に仏門修行に入られました。

そして、高知県・室戸岬の御厨人窟で修行をしているとき、口に明星(虚空蔵菩薩の化身)が飛び込んできて仏様の悟りを開かれました。

その後、三十歳の時に唐(中国)に渡り、長安・青龍寺の恵果和尚より仏教の奥義「密教」を伝授されました。

空海は、その密教を日本に持ち帰り「真言宗」を開創。

そして四二歳の時、真言宗の総本山として高野山に金剛峰寺を建立し、真言密教の教えを世に広めていかれます。

空海は人々を救い世の平和のために全身全霊を尽くされた後、八百二十五年二月二十一日より食や水を絶ち、「即身成仏」を成すため究極の修行に入られ、六二歳(三月二十一日)で御入定、すなわち永遠の禅定に入られました。

それから約千二百年経った今日もなお、空海は高野山奥の院の霊廟において禅定を続けておられます。

空海は、超人的な活躍により全国各地で奇跡を起こしており、その功績は三千以上もの「空海伝説」として今なお語り継がれています。

また、「弘法も筆の誤り」といった格言など、現代に生きる私たちに多くの教訓を残されています。

なお、カレンダーに記載されている毎月二十一日は、弘法大師(お大師さん)の日です。

昔からお大師さんに会える日、空海に願望成就のお礼をする日として人々に親しまれています。

 

空海伝説

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