▶︎空海の十住心論(じゅうじゅうしんろん)
あなたの1~10の心の位置をチェックしてみて下さい!
「空海の十住心論(じゅうじゅうしんろん)」
- 第十住心「絶対」 真理の世界と一体となり、法界が心のすべてになった絶対境の心
- 第九住心「価値」仏教哲学が、行き着いて生命世界の実相を悟りつつ、なお究極の悟りがあることを知る心。
- 第八住心「生命」絶対の真理は唯一病棟と悟り、何ものにもとらわれずに永遠の生命世界に生きる心。
- 第七住心「空」実在に対する迷妄や差別心を断ち切り、一切は空だということを徹底して悟った安楽の心。
- 第六住心「利他」物心とも因縁から生じた幻影と知り、すべての人々を救済しようとする自愛の念に満たされた菩薩の心。
- 第五住心「自利」この世界の一切は因縁によってのみ存在することを自覚し、無知の元を取り除こうと努める心。
- 第四住心「無我」この世界に実在するのは物(五蘊)であり、実体としての個我は存在しないと自覚している心。
- 第三住心「覚醒」いまだ輪廻の世界にいるが、来世の生があることを知って幼子のように安らいでいる宗教的な心。
- 第二住心「倫理」愚かな子どものような大人ではあるが、生活の規則(日常倫理)に目覚め、人への施しに目覚めた倫理的な心。
- 第一住心「本能」雄羊(獣)のように性と食のみにとらわれ、本能の赴くままに生きている感覚的・動物的心。