▶︎「柴燈大護摩法要」を終えて 2
「柴燈大護摩法要」にて顕現した、空海の不思議な力のおはなしです。
22日午前11時の晴天、気温も高く無風。
山伏が、護摩壇へ火入れしました。
その時、突然に神風(突風)が、洗心不動明王に向かって吹いてきました。
燃え上がる炎は龍神となり、不動明王真言を山伏が唱えると同時に真横(不動明王が建立してある右側)に動きました。
この状況を目の前で見ていた約300人の方々、中でも、中国の国会議員の潘議員夫妻は、「びっくりした!『奇跡』としか表現出来ない!」ととても興奮、感動されておられました。
こういう奇跡的な光景を皆様に見ていただくような力を発揮出来るのは、真言密教系や天台密教系の僧侶であれば千光寺 玄津管長のような阿闍梨の位(金剛界の智慧を修得したという称号)を持つ者や、修験道の修行により悟りを得た山伏の方々です。ただ加持祈祷を行えば良いというものではありません。
力を持った
1、山伏(行者)
2、場所
3、不動明王
4、護摩壇の炎
5、明確な目的を持った心願
の五つが揃った時にのみ、超常的な現象が起こります。