▶︎悪縁切り不動明王
空海が唐より密教を伝授され日本へ戻る途中、暴風雨に襲われて船が難破しかけたその時、大日如来の使者として「波切り不動明王」が現れ、右手に持つ宝剣で逆巻く波頭を切り裂きました。
すると荒波が突然消えて、海はまるで鏡のように凪ぎ、空海は無事に帰国しました。
そして、高野山へ導かれたといわれています。
その伝説が後世に伝わり、「悪縁を切る不動明王」として人々から祈願されるようになりました。
不動明王の右手の宝剣で悪縁を切る事により、祈願する人の悩みが解消され、すべての現状が好転し、良縁が増えてくると言い伝えられています。
ナウマク サマンダ バザラダン カン