▶︎千光寺の護摩行(ごまく)
真言密教の秘法。最強の力を持つ不動明王へ願いを込めた護摩木を炎に投じることで、大日如来の化身である不動明王の神秘の法力が得られる霊験あらたかな「願望達成術」です。
護摩行では、参拝者の願望を記入した護摩木を「煩悩」、火を「智慧」として、智慧の炎で煩悩(色々な欲望)を焼き尽くします。
現世利益を願う時は、「護摩木」又は「丸うさぎ」に願い事を書き、神仏のご加護を願って不動明王の真言(サンスクリット語)を唱えながら、千光寺管長ならびに住職による「加持祈祷」(深い祈りを捧げる)を行います。
護摩木は、心願を仏様にお伝えするため火の中に投じますが、護摩行後の「丸うさぎ」は不動明王の念を注入した分身となるため、「ご自身の分身」として、報恩洗心園内の不動尊堂に奉納することにより、祈願者をあらゆる災難から身を守ってくださり、さらに「良縁結び」の不思議な力(法力)により、大きな商談が成立したり、理想的な愛をはぐくむことが出来ると言われています。